earthing alchemie

 

危機管理

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台風を目前にした那智勝浦です。皆様の地域はいかがでしょうか?
今週は立て続けに台風がやってきており、私が京都より帰宅した1日以来、1、2日しかお日様を拝めておりません。
立秋が過ぎ、台風の到来も秋だなぁ・・と感じさせます。
今晩よりの雨予報の為、今朝から外仕事を片付けてしまおうと畑に・・・
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もくもくと作業をしていると、ぱ〜んという大きな音が聞こえました。音の聞こえた方をみると、家の前の道路でいつも犬の散歩をしてはるおじいちゃんが、犬に引っ張られ後ろに倒れてしまった音でした。
冷やっとなって、全速力で駆けつけると、とても辛い様子。
左の肘は裂傷でどうみても骨が見えている・・深くえぐれています。
起き上がろうとするおじいちゃんを制して、犬を確保し、、家にある救急手当できるであろう物をとりあえずかき集めました。
その間、外出してたうちの相方も戻って来、ご近所の方も車で通りすがりに助けてくれ、立てないおじいちゃんを自宅へ送り届ける事ができました。。
結局自宅の方から救急車の音がきこえてきて。。病院へいかれたとのこと。
夕方、裂傷はぬい、左大腿骨にひびが入っていたため動く事ができないので、入院となったと聞きました。
今日のこのアクシデントは、私の中でかなり衝撃的な事象でした。
何故か?
もちろん、おじいちゃんがそれほどの傷を追ったという事が一番にありますが、もう一つは、よくよく考えると、私が救急の外傷への正確な対処法を知らなかった・・からです。
私が出来た事。。
・立ち上がろうとしているのに立ち上がれないおじいちゃんを座ったままにしたこと。
・傷口を水で洗い、消毒液で消毒
・コットンに消毒液を浸して、傷口にあてテープで止めたこと
・車に乗るのに、抱きかかえて立つこと&歩行を手助けしたこと
お医者さんへ行く迄に、何を行うべきかという事をいざとなったら、結構知らない物だと言う事に気付きました。
本当は、消毒液を使わない方がよかったんじゃないか?
とか、
こけたショックで力が入らず立てないのかと思い、骨折を疑わなかった事・・
などなど。。
マッサージを行う時は、禁忌を中心に安全にマッサージをし、受けて頂くための注意を払っています。
なので、どのような状況や症状の時に、これがOKで、これはNG というような考え方になってしまうのかもしれません。。事実、今日の実際のアクシデントの現場で外傷やその状況に応じた対処方法を正確に知らない事に、大きな危機感を感じました。
つい先月お越し頂いたお客様と「危機管理」の話題になりました。
お客様はお仕事がら、地震や台風。。様々な災害時に備える為の必要な情報などを検証したり、報告したりされているかたでもあり、改めて災害への備え・・それも想定外を想定する・・という大切さを感じた所でもありました。
今回の場合は事故ではありますが、立派な危機管理の知識が必要な場面で、それを知っておく事は本当に大事だと痛感したのです。幸いにも命に関わる事はありませんでしたが、対処方法により、回復具合に大きく影響する可能性があるな・・・と。
改めて、機会をつくってCPR講習とともに、救急時の対処法も学んでおきたいと思いました。
さて、おじいちゃんが病院へ運ばれた事をしって、ほっと一安心。
畑の作業へもどりました。。。
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今朝は、オクラもたくさんの花をさかせ・・・
ペッパー類も鈴なり。
今年は万願寺とうがらしが、とっても甘くっておいしいのです。
それらが私たちの口を楽しませ、身になり、健康に生かせてくれいています。。
感謝m(_ _)m
生身の生き物として生きている事を改めて感じた今日でありました。

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