INTEGRATIVE BODY TREATMENT COURSE "FASCIA":ADVANCED Level 2

grow, expand new sight & ability

新春開講 クラス 只今申込受付中

FASCIA & SOFT TISSUE Advanced Technic

統合ボディトリートメント講座 Ⅱ

<レベル 2:アドバンスコース >

→ ◎和歌山・那智勝浦 対面クラス
→ ◎オンライン+スクーリングコース 


このアドバンスコースでは、”セラピー"を目指したマッサージ技術と知識を身につけることを目的としています。 “セラピーを目指す”とは、クライアントの不具合や障害に対して 【「治癒」の過程をアシストする*こと】と捉え、マッサージセラピストの使命とも言えます。

(*医療・治療行為として行うものではありません)


本コースで学ぶ技術は、”治療”という言葉は使えないまでも、より専門の知識を持ち、マッサージセラピストとしてクライアントの訴えに対応できるよう目指すものであり、リラクゼーションを目的としたマッサージ技術とは大きな違いがあります。
   日常でもよく耳にする、私たちの身体が抱える不具合 〜例えば、腰痛や膝の痛み、ひどい肩こり、四十肩、テニス肘、など〜 ついて学び、それら障害に対してどのような手法でアプローチすれば良いか?を詳しく理解し、主にファーシャ&筋筋膜(MyoFascia)、軟性組織、に対するアドバンス技術を習得するカリキュラムに構成。これまで学んだマッサージ技術に、一つ一つ丁寧に”肉付け”していくように学び、習得しましょう。

Fascia(結合組織)へのアプローチの技術をメインに学びます

ファーシャ(Fascia)とは身体の様々な器官を統合し、人を人体の形に仕上げ、各器官が連動して機能するように統括、全身を統率する伝達環境を提供し、身体がまさに指示どうりに動けるようにする「結合組織」です。
本クラスは、結合組織の一つ、マイオファーシャ:Myofascia(筋筋膜)へのアプローチ「筋膜リリース」にとどまらず、全身の連動した運動をファーシャの視点(俯瞰的でもあり、マクロ的でもある)からとらえ、クライアントの身体の不具合をより効果的に改善できる技術を学びます。
**(カタカナ表記だと「ファシア」「ファッシア」など何種類か見かけますが、心禄では当初からファーシャと表記しているので踏襲します。)


身体の関節ごとに

それぞれの関節の働き・動きから、障害の特徴をより深く理解をし、状態に応じた手技を学びます。〜腕・肩・背面・腰・下肢・首〜など 部位ごとに分けることで、より集中して習得することができます。
各月で一つの部位を学ぶため、すでにセラピストとしてご活躍の方には、すぐにご自身の技術に取り入ることが可能で、施術後の変化もよりわかりやすくなります。


クラス構成

2025年新春開講のコースは、
◎ 対面クラス@心禄:那智勝浦
◎ オンライン(座学)+スクーリング(実技)@那智勝浦/大阪 (他地域)

の2種類のクラスを同時に開催します。
→ 対面クラスは、通常の通学での受講スタイル。
→オンライン+スクーリングクラスは、座学は対面クラスと同時にオンラインで受講。実技は別途、各地域にての受講となります。
**現在スクーリング開催の場所は心禄/出張開催〈大阪:高槻市アロマフランス 〉での予定です。

対象

◎統合ボディトリートメント講座修了者/それと同等の技術をお持ちの方
(すでに習得されている技術のステージアップにもおすすめいたします)

◎2021年までのレベル2アドバンスコースを修了された方
(今回内容を大幅に改定し、クリニカルマッサージに必要なより専門的な内容を拡充しました。以前のレベル2修了の方へも是非受講いただきたいコースです。割引料金で受講いただけます。)

定員は、各クラス4名までの少人数制とし、習得まできめ細かに対応いたします。

統合ボディトリートメント講座 Ⅱ <新アドバンスコース>の 主な⽬標・ゴール

  • クライアントの状態(訴える不具合や障害)を把握するため、様々な視点からの評価が行え、その情報により適したテクニック、手段を選択し施す。
  • 身体の部位・関節ごとの働き、障害についての、解剖学的特徴を理解する。
  • 障害がどのようなプロセスで発生したか?どのステージにあるかを把握する。
  • 各ステージごとのマッサージの適応と有効性を理解する。
  • 必要な情報を収集できるカウンセリング能力の向上。
  • マッサージセラピストとして、クライアントに対して用いる手技や理由について解説できる。
  • 筋筋膜療法をメインとした軟性組織(ソフトティシュー)アドバンステクニックの習得。
  • これまで習得している技術に、クライアントの主訴に応じた技術を組み込み、対応できるトリートメントの幅を広げる。

カリキュラム

全76時間クラス 4時間/1日の場合 x 19日間

  • 私たちセラピストの役割
  • クリニカルマッサージとは(リラクゼーションマッサージとの違い)
  • 障害が起こるメカニズム
  • 障害の各ステージとマッサージの適応と有効性
  • 評価/アセスメントの重要性
  • クライアントの要求に応える効果的な評価・査定方法
  • 身体の運動に関わる解剖学:確認
  • 各関節ごとの組織と障害について
  • 結合組織療法/筋筋膜療法をメインとした軟性組織(ソフトティシュー)アドバンステクニックの習得(マイオファーシャル/ニューロマスキュラー/ディープティシュー テクニック等)。
  • 各部位ごとのトリートメント実践
  • 統合ボディトリートメントの流れの作り方(クライアントの状態に応じた手技を組み込んだ流れの作り方)
  • マッサージクリニック実践
  • その他:開講までの予習を含め「自宅での予習/復習の宿題/課題実践」「口述/筆記/実践テスト」 が別途あります