昨日はお彼岸のお中日でしたね。満月もあいにくの雨でみれぬまま。。
一昨日見たお月様はめちゃめちゃおっきかったですよー。
春のお彼岸から半年・・・
あっという間の半年でした。
春のお中日の翌日、母方のじいちゃんが逝ってしまいました。
昨日アップしたおばあの田舎・・・ってのが、じいちゃん(おばあの旦那です）ところです。
今、じいちゃんは、
昨日アップしていた「ぐらじおらす」や「この木なんやったっけ？」や
「椎茸の原木と林」などなどにかこまれて眠っています。
ほんと、特等席に。
そんな事を思いつつ、お別れから程なくたった時に書いた日記を
何故かアップしていないことに気づきました。
本当に、ちょうど逝ってしまって半年後の今日のタイミングに
気づくなんて・・・・。
だから、今日になりましたが、アップしたいと思います。
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2010年3月28日
「さよならじいちゃん」
お彼岸のさなか２２日、母方の祖父が逝ってしまいました。
前日のお中日の日、夕方たまたま友達の家へ行く途中に、夕日を背にした
とても幻想的な富士山を見ました。
お中日(春分)は、お日様が真東から昇り、真西に沈む日。
うちから富士山はほぼ真西にあたるので、そんな富士山を見れたんだなぁ。
その翌日にじいちゃんの危篤の電話・・１時間も経たないうちに逝ってしまった…
という電話。
本当に急な事・・なのに、あまり驚かなかったんですね…正直。
前日に見たお彼岸の夕日のせいか・・。
シミにとって、じいちゃんは「超かっこいい」じいちゃんでした。
当時の人(享年８３歳）にしては、相当に背も高いし、超男前。
そんじょそこらの俳優よりも！
若かった頃は、さぞかしもてたんやろな～。
曲がった事が大嫌いで、怒ったら、シミの３５年の人生の中でも右にでる人が
いないくらい怖い！！
そんなくせ、好きなことを自分のしたいようーにせんなきがすまない！？
頑固なじいちゃんでした。
今月に入り、歯茎が腫れ、顔がぱんぱんになってるのを
ちゃんと病院でみてもらえばいいのに、病院嫌いの「頑固一徹じいちゃん」はいかず。。
点滴を朝夕、病院で打たなければいけないのに、病院に行くはずのタクシーに乗って
そのまま、電車の駅へ。
そのまま、電車にゆられ大分駅へ・・・・
遊びにいったんですね～。
うちのオカンはカンカンでしたが、今から思うと、大好きだったパチンコの
打ち納め。。。やったんやろな～ってみんなで話しました。
最後まで、そんな「やんちゃ」なじいちゃんでした。
そんなじいちゃんの思い出を少々、思い出しておきたいと思います。
じいちゃんからは、いろんな事をおそわりました。
学校が休みの度に、じいちゃん所へお泊まりで遊びにいくのが
楽しみで待ち遠しくて。
じいちゃんお手製の蛍狩りネットを持って
わんさと舞う蛍を捕りにつれていってくれたり。
捕って帰った蛍を居間で電気を消して見たのも、忘れられない・・。
夏には、カブトムシやクワガタ捕り。
これは、本当に楽しかった！夏休みのシミらや従兄弟らの孫をひきつれて
クヌギがある所を順に連れて行ってくれました。
特に、クヌギが集中する「墓地」に行くときは、
カブトムシ欲しい半分・・お化けがでたらどうしよう…半分
そんな時にじいちゃんは決まって懐中電灯を消すのです。
きゃ～～～～～～～～～～～っ！！
シミらは涙がでるほど怖くって叫び、従兄弟どうし手を握りあって
そして・・・じいちゃんが笑うのを聞きました。
ほんとに懐かしい・・（不良め！笑泣）
小川で、しょうけ(ざる)を使って小魚やらの捕りかたを教えてくれたり。
じいちゃんちは、そんな遊び場が子供の足で行ける範囲にあります。
以前の日記にも書いたけど、じいちゃんとばあちゃんは椎茸も作っています。
だから、小さい頃から椎茸のコマ打ち（クヌギに穴を開けたのに、椎茸の菌を打ち込む）の手伝いやら
収穫時期には「なば採り（じいちゃんたちは椎茸の事を「なば」といいます）」の手伝いやらもしました。
子供のシミらにとっては、手伝いだけど、本当に楽しい時間でした。
そして、つい先日まで毎年じいちゃんとこの新米ができるのを楽しみにしていました・・・。
去年の新米で、じいちゃんの作るお米が食べ納めになるとは・・涙
今回、ばあちゃんが持たせてくれた今年捕った干し椎茸、大切に味わって食べたいと思います。
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この写真は牛の品評会で賞をもらった時の
若かりし頃のじいちゃん。
今回帰った時に撮ってきました。
